≪名曲鑑賞 ≫  ※旧音楽サロン(教室開講年度)の会話より
                              

   A    あっそれから今度『名曲鑑賞』のこと聞きたいと思ってました。


 サトウ 『名曲鑑賞』は、子どもの情操教育と成人の音楽愛好を重視し、
      無料で(毎回のレッスンで)皆さんに聴いてもらっています。
     鑑賞力は演奏の表現力とも密接な関係があります。
     学校勤務の経験から、
     映像を見ての視聴覚教材での鑑賞(LDやビデオ)が生育上の環境・経験差を
     埋めて、耳からだけでは集中できなかった子も演奏の様子や情景を見て、
     ほとんどの生徒が積極的に音楽を聴くことができたので、それを取り入れました。
     小さな子も多いので、とても良いようです。
     そのために、サラウンドでスピーカーにつないで音を出し、
     ホール音響効果で鑑賞ができるビデオ&DVD付テレビを購入しました。 

                                                         
     名曲ビデオ全集や、イタリア歌曲CD全集なども購入したので、
     以前からある備品(ピアノ、楽譜、CD{ピアノ名曲集・合唱曲全集含}
     カセットテープ、レコード{作曲家別全集含}、ビデオ{音楽時代別全集含}…他)
     を除いても、今年1年間は音楽教室は無料奉仕のつもりでやっています。
     でも自分でもそういう音楽教室にしたかったし、自分自身にとっても
     ものすごく心穏やかな豊かな時間となっているので、今とても満足しています。

                         

   A   ↑の書き込み 私だけが読むのはもったいない!!と思いました。
     ページのどこかに表示してくださ~い。
     (・・・なんてかってなこと言ってすみません)
     改めてサトウさんの音楽を伝授することへの情熱が感じられました。
 

  B   サトウさん、小学校一年生の鑑賞ってどんなことをするのでしょうか?
                                                                       


 サトウ  会員の人は大人も子どもも、レッスンの前後の人で共通のものを聴いています。
     教室のメインは表現力です。鑑賞は5分の時間枠と決め、
     時間を有効活用するためにあまり込み入ったことはせず、
     作曲者・国・時代・呼び名などの特徴や鑑賞曲について
     一言付け足すくらいに留めています。 
                                
     鑑賞は、心穏やかな時間を持ち、
     良い音楽を多く聴くことで情操や音楽の愛好心を育て、
     表現力の向上とも密接に繋がると考えています。



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              ≪親子音楽 ≫  ※旧音楽サロン(教室開講年度)の会話より


  A   >これから2歳の男の子と母親が、「親子音楽」に来ます。
     2歳の子のレッスン・・・サトウさんはどのようなレッスンなさっているのかな。


 サトウ  ついレッスンという言葉を使ってしまいましたが、
     「お歌を歌い、音楽を聴きましょう♪」という感じですね。
     ≪音楽の愛好と情操の育成≫を目標に、“歌”と“名曲鑑賞”をしています。
     “歌”は親子で子どもの好きな歌を歌ったり、子守歌を歌ったりしています。
     先日の親子は特に要求したわけでもないのに、
     母親も歌のお姉さんのように身振り手振りをつけて歌ったり、
     一緒にタンブリンを叩いてリズムを取ったり…とても素敵なお母さん。
     子どもの音楽性・情操を育み、大切に育てたいという気持ちが強く伝わってきます。
     アルファ波を浮かべたような表情で鑑賞したり歌っている子どもを見て、
     母親も私も癒されています。
                    
  A   今時には珍しい、スゴクほのぼのした親子。      >アルファ波を浮かべたような表情で鑑賞したり歌っている子どもを見て、      >母親も私も癒されています。      私もこの仕事を続けてきて、子供の素質(音楽的素質以外も含めて)以上に      母親・大人の価値観がいかに子供に影響をおよぼすか、つくづく感じております。 サトウ 全く同感です。    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -      <10年後追記>2013年1月17日      開講から10年。教室11年目の年になります。      2歳の上記の男の子は6年生になりました。4月からは中学生です。      昨年の発表会では10周年特別企画「ミュージカル」のメインキャストとして活躍してくれました。      これまでのレッスンが決して順風満帆だった訳ではなく、思えば山あり谷ありでしたが、      年中からピアノに変わり、今日までもずっと続けてくれています。      特にこの1年程は意識の高まりが感じられ、上達が楽しみになっています。      今年の年賀状に「○○が弾きたい」と嬉しいリクエストがありました。      伸び盛りの今、どんどん積極的に演奏してもらいたいと思います♪      これからも音楽がK君と共にあり続けてくれたら、これほどの喜びはありません。

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