≪ピアノ≫
 手のフォーム(手がかじかんでいても弾ける)

 【ピアノの手のフォーム】について、効果のあった指導
 ※大人の方にも、効果がありました。

 <効果>Aとても良い Bまあまあ Cやや危険        
 ①卵を包むように B
 ②鍵盤の上で、げん骨を作ってからそうっと開く C
 ③鍵盤の上に指を伸ばしておき、徐々に丸みを持たせる B
 ④腕を自然に下げ、手の指の丸みをそのまま意識して鍵盤に載せる A
  (手がかじかんでいても、ピアノは弾けます。)
             ↓
 参照『ピアノタッチの指導』の項へ

 〔考察〕
 ④の方法は、腕から手まで無駄な力を抜いて(脱力して)手のフォームが作れます。
  手首は平らで変に曲がらず、手の指も適度な丸みを保つことができ大変良いと思います。
 ②の方法を示した教材があり指導したところ、手を丸めすぎて爪が鍵盤に当たってしまったり、
  内側に折れ過ぎてしまうことが多かったです。
 ③の指導は、④に続き良いと思います。②の危険が少ないです。
 ピアノタッチの指導

   A   「サトウさんと皆様にご相談があって参りました!」

     2年せいでうちに移って来た男の子が
     これ以上ないくらい指のフォームが悪いの。
     親指をはじめ指全部マムシだし、手の甲の山が谷になってる。
     ちょっとマネできない!!
     こうしたら?というと 本人もとりあえず従ってやってみるけど できない!
     あくびしたりイヤそうになって帰って行く状態なの。
     これ毎回続いたら来なくなるんじゃないかと思う。
     指の形より好きな曲を弾くうちに本人が直したくなるまでガマンしたほうがいいという
     ご意見もいただいたのね。

     でもできたら楽しく親指のマムシだけでも直したい!!!
     効果のあった方法があったらご伝授くださりませ~~~


 サトウ 「手のフォーム&ピアノタッチ♪」

     ピアノ指導してると必ずと言っていいほどいるよね!こういう子。
     レッスンしてる時の先生と生徒の気持ちも、手に取るように解る。
     こういう時は、私のとこも同じような感じになるよ。♭^_^;

     この子の手、俗に言う熊手の形になってるのね。
     手のひらや手首にすごく力が入ってて、指が自由にならない状態じゃないかな?

     私も“音楽を楽しむ♪”ことを重視してるけど、
     「指の形より好きな曲を弾くうちに本人が直したくなるまでガマン」という意見には
     そのまま手が固まっちゃう恐れや、美しい音色で弾く喜びを持たせてあげられないんじゃ
     ないかなぁと思っています。
     指導者もレッスンのたびに、「この指導で良いのか?」ときっと悩んじゃうと思うんですね。

     私もまだまだ研究途上だけど、現在私がやってる指導法を紹介しますね。
     親指のマムシだけ直すというより、余分な力を抜き、手のフォーム全体の矯正をした方が良い
     と思うのでそちらを。

     【ピアノタッチの指導】
     ① 腕の力を抜いて自然に下げ、手の指の丸みをそのまま意識して鍵盤に載せる。
     ② 手のフォーム(手の甲の山と指の丸み)を維持したまま、1~5の指まで1音ずつ打鍵練習。

     <打鍵練習>
     1「音はやさしく出す」・・・手のフォームの安定(指の丸みと手首を下げずに平らにしたまま)
      に留意し、鍵盤にそっと触れてから鍵盤を真下に降ろして打鍵。
       ※小さい子でまだ指の弱い子などは打鍵にムラがあり、音を出したいがために
        上の方からぶつけるように叩きつける子や、手をくねらせて練りつけるように弾く子がいる
        ので、「そうっと」とか「音が出なくてもいいよ」と声掛けをしてあげる。
     2 打鍵後、そのまま手のフォームを変えずに(手首も平らのまま)水平(真上に5~10㎝くらい)
      に上げる。
       ※指の丸みを保ったまま、そのまま腕を垂直に上げる。離鍵の瞬間に癖が出やすいので注意。
     3 1指ずつ確認しながら打鍵練習を繰り返し、できたら次の指へ。
      手のフォームとピアノタッチの感じを掴む。
     ③ 曲の演奏でも打鍵練習を活かして弾く。
      片手のメロディーごと、1音ずつ、手のフォームが崩れないように打鍵する。
       ※メロディーをなめらかに弾くと、指が立ち上がって反対側に反ったりする癖が出やすいので
       「しばらくは切れ切れでも良い」と伝え、1音1音打鍵するたびに手のフォームが崩れないよう
        その都度真っ直ぐ上に上げさせながら弾かせる。
     ④ 曲を仕上げる過程で徐々に○を増やしていき、最後の合格目標を手のフォームができた時とする。
      「良い手で弾けたら、合格にしようね」と花○の花びらを増やしながら励ます。
       ※完璧でなくとも、その時点の努力の様子で認めてあげる。

     <手を真上に上げる効能>
     1 離鍵の瞬間に指の丸みが崩れないよう意識でき、常に「基本の手のフォーム」に戻れる。
     2 打鍵する時に、“脱力した腕の重さ”を生かして弾ける。
     3 音のコントロールができ易くなる。
       ※指が鍵盤にずっと触れてる(乗ってる)状態で弾き続けると、
        弾く音の指だけ上げて下げてという無理なフォームでの力任せの打鍵になりやすい。

     私はこんな感じでやっているけど、参考になったかな?
     逆に独りよがりだったり問題があったりしたら、アドバイス&ご指導くださいね。
     それじゃぁね。(^ ^)/~~~


   A   「ありがとう!」

     離鍵の方法がちょっとうちとは違うけど
     (脱力してオオバケで引き上げる)
     大きい音でなくてもいいとか
     曲にもあきらめず1音1音離して弾かせるというのは目からうろこ。
     よ~し、できるような気がしてきたぞぉ!

     あまり張り切ると子どもがヒクので
     なにげ~~~にやらせてみます(>▽<)どうもありがとう♪


   B   「弾き方のフォームについて」

     ↑にある、ピアノの奏法上のフォームについて
     一言補足してもいいですか?
     私もサトウさんと、奏法は同じような気がします。
     そこで、私がもう一つ、やっていることがあります。
     一言に「脱力」や「離鍵」といっても、わからない生徒の場合は
     特に、イメージトレーニングをしてます。
     例えば、脱力をして音を出して、次の音へ移る時(特にフォルテ)への力の抜き方として、
     バスケットボールをバウンドする時、手首や腕の力は、どういった状態になっているのか、
     話ながらイメージすると、すぐわかってくれます。
     それから、重心のかけかたとか・・・。生徒からも時々面白い発想があったりと、
     私も楽しませてもらってます。

     すみません、あつかましいとも思ったのですが、ご意見させてもらいました。


 サトウ 「遠慮なく教えてねヽ(*^o^*)丿」
 
     「ヴォーカルコンサート」は卒業生、その他セミプロで活躍されている方などで構成されてる
     そうなので、レベルが高く、たくさんの刺激を受けて来られたのでしょうね。

     >最近の私の歌っている曲と言えば、ミュージカルや、映画音楽系の曲です。

     Bさんは、コンサート等で演奏されてるんですものね。尊敬します。(^ ^)
     私は教職中に喉を痛め、音楽教室を始める時に声楽指導をどうしようか本当に迷いました。
     でも歌は大好き! 教職を離れて歌から遠ざかるのは悲しいし、
     思い切って声楽のコースを作って今ではホントに良かったと思っています。
     来てくださる方が鏡となって、私ももう一度発声の確認ができたり、
     イタリア歌曲の素晴しさなどを味わっています。
     生徒の方々も本当に感激してくださるので、責任を感じるけどこれからも続けて行きたいです♪
     Bさんも、ぜひ声楽レッスンをされてはいかがですか?

     ピアノの奏法上のフォームについての補足、ありがとうございます。
     1年間私なりに研究している指導に、“奏法は同じような気がします。”と仰っていただき、
     それだけでもホッとしている私です。

     「バスケットボールをバウンドさせる時の状態」、これは解りやすくていいですね!
     イメージトレーニングとしては、私はスタカート指導の時に
     熱い物を触った瞬間に、反射的に「熱いっ!」と手を離すイメージを伝えたりしています。
     スタカートの切れが悪い子に、結構効果的です☆(*^_^*)

     Bさん、これからも遠慮なく、どんどん色々な事を教えてくださいね!


   A   「サトウさん、いつもありがとう!」

     この前の子ね、音が小さくてもいいよっていって
     嫌いという方の楽譜を取りあえずやめて1冊にしたの。
     なんだかとっても機嫌よく上手に弾いて帰りました。

     上手にならなくても楽しく来られたら
     時間はかかっても必ず上達していくと信じて・・・・!!


   C   私は技術的なことではなく、メンタル面でのアドバイスですが。
     分かっていてもすぐには直せないことを、しょっちゅう言われるのは小さな子にとっても辛いと
     思うので、私はピアノの蓋のところに手の形を思い出させるメモを貼っておきました。
     (はがせるタイプですね)その子が練習のためにピアノを開けるたびに、そのことを思い出して
     気をつけるようになったので、自然と手の形はよくなり、
     ピアノランド公開レッスンでは樹原先生にほめられるまでになったんですよ。
     もう一人、大きな生徒も同じような問題を抱えていましたが、
     一回言ったら、もうそのレッスンでは手の形のことは言わない、
     辛抱強く直るまで言葉掛けを続けました。
     その子も時間はかかりましたが、きれいな音が出せるようになりました。
     なかなか難しいけど、辛抱強く接していきたいものですね。


   A   おお~~さすがCさん。
     落ち着いて的確なアドバイスありがとう!!

     先日サトウさんの方法を手の形の悪い子2人に試したら
     意外とすんなり弾いてくれて嬉しかったです♪
     蓋に貼っておく・・というのは
     初めて聞いた裏技だわ~o(* ̄o ̄)o”

     言い方や先生の剣幕にもよるよね。
     いつか治ったらいいからね~~という寛大な雰囲気のほうが帰っていいんだろうね。
     ありがとうございました!
     また相談にのってね~


 サトウ Cさん、なるほどね。
     そういう方法もあったのね!
     とにかく意識させるということが大切よね。
     すぐ忘れちゃうんだもんっ!(^_^;)
     教えてくれてありがとう♪

     Aさん、そんなにすんなり上手く行った?
     良かった~~!!ヽ(*^o^*)丿
     私も「ああでもない、こうでもない」と手探り状態で辿り着いた指導法なの。
     自分の指導に納得できるものができ&レッスンの見通しも持てて、気持ちが楽になりました。
     指導に余裕ができ寛大に導けるようになると、どんどん良い展開になるのよね♪
     って、まだまだこれからだけどね。(*^_^;*)
     とりあえず第一難関クリアで、レッスンも研究も楽しいわ♪ 
 弱いピアノの音を鳴らしたい

   A   「救急患者でーす」

     またもや急患よ、サトウ先生いらっしゃる?

     ってことで2年生の女の子だけど
     もうどうかしたらソナチネが弾けるかもというくらい
     読譜の力も音楽性もあるのに
     指が小さくて音が弱いの。
     最近までエレクトーンもしていたせいだと思うけど
     効率的な握力の強化って何かない?
     スポンジボールを毎日握らせようかと思うの・・・


 サトウ 「弱いピアノの音を鳴らしたい」

     (*゚0゚)えっ、急患~?!

     その2年生の女の子、きっと素直で練習も頑張ってる子なのでは?(*^_^*)
     原因としてエレクトーン習ってたということ、結構大きいかも・・・
     なでるように弾く癖はない?!

     手が小さいということも要因としてあるかもしれないけど、
     当然の事なんだけど、鍵盤を1音1音真下に降ろして弾くということが
     もしかしてできてないじゃないかな?
     さらに“腕の脱力と重さを生かして弾く”、これがないと音は鳴らないよね。
     って・・・実は、私もこれから昨日の発表会でヤ○ハを退会した息子を見ていくうえで、
     手は大きいんだけど一番重視して指導していきたいことなの。
     第一にピアノタッチ♪
     音が気持ちよく鳴りコントロールできることで、表現力が飛躍的に伸びるよね。

     私は、【ピアノタッチの指導】を基本としてやっていくつもりです。
     握力向上のためにスポンジボールを握るというのも一つの方法かもしれないけど、
     練習すら真面目にやらないうちの子はきっと放り出しちゃうんじゃないかな?(;^_^A
     その代わり、『湯呑茶碗の上の淵を鷲づかみにする』ような手のフォーム作らせたり、
     Bさんが教えてくれた『バスケットボールを弾ませるように』というイメージを持たせて
     タッチさせてみようと思います。

     あくまでも手首がくにゃくにゃしたりせず、でも腕からの脱力と重さが音に繋がるように♪
     手先だけでなく、肘から指先までを一体感として意識を持って弾かせると、
     指先だけこねくり回すような感じとか筋張ったような硬さは改善されるように思います。
     グランドピアノって鍵盤を降ろすと、一度止まってさらにカクッと下がる部分があるよね。
     それをいつもねらって、真っ直ぐ小気味良いタッチ&発音をさせたいです。
     曲を弾きながらでも、1音1音フレーズごとに身体で感じさせながら体得させていきたいです。
 小さな子(導入期)のピアノ指導

   A   「こんばんは~」

     サトウさんこんばんは~いつもいろいろ相談にのっていただきありがとうございます~
     サトウさんは、レッスン30分レッスンですか?
     30分どんなことをしていらっしゃるのでしょうか?
     私はリズムや歌、ピアノ、ワークなどをしてるのですが、
     30分でも最後の方はしたくないな~って思わせてしまっているようです。
     なるべく弾いたらワークとか一つの事に偏らずしているつもりなのですが、
     集中させてあげられないのは、私にひきつけるものがないのかな~と最近とっても悩んでます、
     よろしければご意見聞かせて下さい~


 サトウ 「幼児のレッスン」

     私の幼児の指導は、30分の中に
     ①ピアノ②名曲鑑賞③音感教育(音名唱や簡単な和音の聴き取りなど)の3つを行っています。
     ワークはやっていません。
     小さな子は書く能力に差があり時間も取られるので、
     情操と音感の育成&表現力の向上に比重を置き、
     ワーク内容は繰り返しの指導の中で自然に身につけさせたいと考えています。

     生徒はまず来たら、出席表に自分でシールを貼ります。
     私は家での練習の記入を確認し(練習出来てる子は少ないです)、○をつけて励ましてあげます。
     レッスン割合は、鑑賞に5分ちょっと、音感教育に5分、あとはピアノレッスンです。

     <ピアノ指導の流れ>
     イ)手のフォーム・姿勢
     ロ)譜読み
     ハ)楽譜を指導者がなぞりながら階名を歌ってあげ、
        同時に一緒に弾いたり手を取って教えてあげたりしています。
     1.先生と一緒に、通して弾けたら1つ○をつけてあげます。
     2.自力で通して弾けたら2つ○。
     3.繰り返し演奏。弾き慣れるにつれて、徐々に花○の花びらを増やし励ましてあげます。
     4.手のフォームを注意しながら弾けたら、合格。花○完成!
       ※手のフォームは、その子の力を見て最善の努力ができた時を合格とする。
     5.時間内は、何曲でも1~4の繰り返し。
     6.次の曲の予習
       ※家で練習しやすいように、ハ)の導入指導をしてあげます。

     成長の様子にもよりますが、4歳以上の子はほとんどの子がよくついて来ます。
     特に5歳児は、小学生と遜色のないレッスンで上達できているので感心しています。
     こんな感じで指導していますが、少しは参考になったかな?


   B   「幼児のレッスン」

     サトウさん、こんにちは。
     幼児のレッスン、私も見させていただきました。とっても参考になりました。
     幼児期のレッスンって難しいです。
     生徒さんによって反応も違うし、
     新しい生徒さんに出会うたびに「初めて」の気持ちになります。
     この4月から入った四歳の女の子は気分やさんであきっぽいので、30分もたすのが大変。
     サトウさん、
     繰り返し練習は小さい子にどんなアドバイスを加えて、飽きずにもっていかれます?
     私って、自分が飽きっぽいからか(笑)こどもに繰り返しをさせるのが苦手です。
     でも集中して反復練習するのはとても大事だと思ってます。


 サトウ 「RE:幼児のレッスン」

     >30分もたすのが大変。
      そうですよね。
     幼児(特に4歳児以下)は、なかなか30分間ずっとピアノに集中しているのは
     大変なんじゃないかと思います。
     また色々な能力をバランスよく育てたいとも考え、私はレッスンに鑑賞や音感教育も取り入れ、
     レッスンの中で実質ピアノを弾いているのは15分~20分くらいかと思います。

     >繰り返し練習は小さい子にどんなアドバイスを加えて飽きずにもっていかれます?
      小さな子に繰り返し弾かせることは難しいですよね。
     その子の成長度、集中力にも依りますし・・・
     私も苦し紛れに近いですが(笑)、目標達成のためにはどうしても繰り返し練習が必要なので、
     花○の花びら作戦をとっています。

     1つ○(先生と一緒に最後まで弾ける)、2つ○(多少間違っても、一人で最後まで弾ける)で
     まずひと段落。
     いよいよそれからの繰り返し練習が、レッスンの質を高めるポイントですよね。v(^_-)☆
     私は「一人で弾けたね。すごいね~☆」と褒め、
     「じゃ、今度は間違わずに弾けるようにしようか。」とか
     「どのお部屋も(小節)も同じ速さで弾けるといいね。」
     「まぁるいお指で弾けたら、花○で合格だよ。」など“目標”を優しい言葉で声かけをして、
     <繰り返し弾くモード>に持って行きます。

     弾いた出来栄えにより、
     「えらい!よく弾けたね。じゃ、花びら3枚つけちゃおっ♪」
     「わ、上手に弾けたね。もう花びらが半分もついちゃったよ。」
     「あと半分でお花ができるね。もうちょっと頑張っちゃおうか!?」とか言うと、
     どの子も「やる」「弾く」と頑張ってくれます。
     花○は、その子の力を見てそれ以上無理させられないという時点で合格にしてあげます。
     そして次の曲に進みたい気持ちを残します。

     もし力的にまだ進ませられないなぁと思った時は、
     早めに「とっても頑張って、もう2つ○(もしくは1つ○)がついちゃったね。
     すごい! じゃ、この次の時間に花○にして合格にしようね。おうちでも練習してきてね。
     じゃ、次の曲も練習しておこう。」とページをサーッとめくって
     飽きないうちに次の曲の予習にも手をつけて
     家での練習がしやすいように指導しておきます。
     「こう弾けば、できそうね。」と言うと
    「はい」「うん」「できる!」などと笑顔で答えてくれます。
     1曲ずつスッキリ上がれないようなら、2~3曲並行してテンポよくレッスンして行きます。
     終わってからも、もっと弾きたいとか帰りたくないと駄々をこねる子もいます。

     と、私はこのような感じで指導していますが、少しは参考になったかなぁ?(*^_^*)ノ


   B   「お花作戦!」

     サトウさん、こんにちは~
     この間は、幼児のレッスンの悩みに丁寧に答えてくださってありがとうございました。
     今日その子がレッスンに来たので、さっそくお花作戦、実践しました。結果は大成功!
     20分も持ちました(笑)←そのこにとってはすごいことなのです~
     いま、お姉ちゃんの連弾をしているので、お姉ちゃんのパートも含めてお花をかいてたら
     二個もできちゃいましたぁ~
     次回もがんばるぞおーーー。ばたっ。

 サトウ 「RE:お花作戦!」

     良かった、大成功ですね♪
     私は昨日、4歳の男の子に花びらを増やしてあげながら10回は弾かせてしまいました。(*^_^;*)
     でもそういう時は必ず合格にして、努力に報いてあげます。
     とっても辛いはずなのに、喜んで帰っていきました。(*≧∇≦)ノノキャキャ

     >次回もがんばるぞおーーー。ばたっ。
      フフッ、私も一緒に p(>▽<)qばたっ。
 小さな子(導入期)のピアノ教材

   A   「悩む事がたくさんです・・」
 
     こんにちは、サトウさん。
     サトウさんは教材何をお使いになっていますか?
     指導法とかすごく詳しくされているので、私いつも参考にさせてもらっています。


 サトウ 「教材」

     私のところも始めて1年、去年は導入&初心者用を中心に漁り続けました。(笑)
     このレベルが一番幅が有り、自分の指導方針にピッタリの物が見つかるまでが大変!
     研究しがいがありますよね。

     私は、導入は「ぴあのどりーむ」を使用しています。
     ピアノ指導をしている友人から、「幼児は指導が大変なので、小学生以上にした」という
     話を聞いていたので、幼児指導をどうしようか迷っていたところ、
     この教材を見つけ指導する決心がつきました。

     「ぴあのどりーむ」は、初めから両手で大譜表に慣れることが出来、
     1オクターブ上でなく中央の「ド」から始まるので導入しやすいです。
     美しいカラーページは子どもたちのイメージを膨らませてくれ、
     綺麗な簡易伴奏が曲の平易さに表現力を与えカバーしてくれます。
     進度がゆるやかで無理がなく、良くできる子にもどんどん進ませ調節してあげられるので、
     子ども達は「どりーむ」が大好きで、ピアノを喜んで弾いてくれます。
     価格設定が高めなのですが、私はそれを受け入れても指導に使用したい教材と思っています。
     ただ“メロディーに和音”というパターンが多いので、何冊か後に
     左手の演奏力がバランスよくつけられる「ピティナ・ピアノステップ曲集」に移行しています。


   B  「教材」

     ぴあのどりーむを使用されてるんですね~。
     私も導入時期の教材としては一番お気に入りです(^^)
     絵もかわいらしいし、始めから大譜表というのが気にいってます。
     私のこだわりとして、後々生徒さんに、ヘ音記号を読むのが苦痛だと思わせたくないんですよね。
     最初からヘ音記号の楽譜だと苦手意識も薄れるかなって考えてます。
     あとはバーナムも気になってるところです。
     高校までお世話になったピアノの先生のお勧めなんです~。

     導入時期の教材ってほんとに研究のしがいがありますよね!!
     A先生と会うたびに「この教材買ったよ」「この教材〇〇先生がいいって言ってたよ」って
     そんな話で盛り上がってます(笑)
     これが飽きないんですよね~~~。

     「ピティナ・ピアノステップ集」、今度探してみます!!


 サトウ 「幼児のレッスン」

     あ、私も「バーナム ピアノ テクニック」ミニブック~を愛用しています。
     書き落としました。(*^_^;*)

     「バーナム」は「ぴあのどりーむ」1に入り、手のフォームの指導が少しずつ受け入れられる
     ようになった頃を判断して渡しています。
     1曲ごとに楽しくイメージの湧く題名がついていて、4小節~8小節ほどでできています。
     あらゆる奏法が短いフレーズの中に盛り込まれていて、大変良質なテクニック教材だと思います。
     「ぴあのどりーむ」「ピティナ・ピアノステップ曲集」と並行して使用しています。


   A   「どりーむ」

     こんばんはああ~サトウさん。
     今日はB先生とどりーむについて長らく語ってきました~
     サトウさんが、教えてくださった教材とってもいいな~って思いました~~ありがとうございます。
     サトウさんは、導入は必ずどりーむから始められるのですか?
     どのくらいで一冊終わっているのでしょうか??
     私はゆっくりゆっくり進めているのですが、どんなもんなんだろう・・・って思って。
     7月田丸先生の講座にいきます~~


 サトウ 「RE:どりーむ」

     私の紹介した教材、気に入ってくれたの?いいでしょ!
     って、私が使いやすいんだけど・・・♪(*^_^*)

     >サトウさんは、導入は必ずどりーむから始められるのですか?
     >どのくらいで一冊終わっているのでしょうか??
      Bさんとどりーむについて、どんなことを長らく語ってきたのかな~?^ ^
     私は導入は「どりーむ」から始めてます。
     1冊終わるのは、個人差が大きいです。
     無理させたくないし、できる子には足踏みさせたくない。
     調度目いっぱいのところになると、自然に遅くなります。
     早い子で1~2ヶ月で終わる子もいるし、
     3歳児の子でずーっと座ってるのが難しかった子(今は大分落ち着いてきました)は
     現在も1冊目をやっています。
     でも成長には個人差があり、その子もこれから伸びる時期に入るかな?と期待してます♪

     Aちゃんはゆっくりゆっくり進めているのね。(*゚ー゚*)(*。_。*)(*゚-゚*)(*。_。*)ウンウン
     まず指導してみて、進ませる加減が分かってくるのかな?と思います。
     私も最初は手探り状態でした。
     「どりーむ」は進度が遅いので、どの子にも無理がないし、題名と曲が合ってて楽しいし、
     力のある子はどんどん進ませ喜ばせてあげられる(時に飛び級あり)ので
     皆「どりーむ」は大好きです♪

     >7月田丸先生の講座にいきます~~
     わぁ、あとで私にも研修内容を教えてね~~!


   A   「こんばんは」

     本当によかったです~
     私もいろいろと指導について教えて頂いてありがとうございました~
     私もサトウさんくらいいろんな指導が出来るように頑張ります
     サトウさんは、ぴあのどりーむ、レパートリーしか使ってないのですか?
     曲ってどんな感じなんでしょうか?


 サトウ 「使用教材♪」

     >サトウさんは、ぴあのどりーむ、レパートリーしか使ってないのですか?
     >曲ってどんな感じなんでしょうか?
      私は自分がやっていた「バイエル」に代え、
     <基本教材>として「ぴあのどりーむ」を使ってるの。
     どりーむは“テキスト”と“レパートリー”の両方を
     個人に合わせてどちらか一方、もしくは両方やる子もいます。
     一気に力がつけば巻を飛ばして使うこともあり、力量を見て進度を調節しています。
     どりーむ3前後で、「ピティナ・ピアノステップ曲集」に移行してます。
     それらの基本教材と並行して、
     <テクニック教材>として「バーナム・ピアノ・テクニック」を併用しています。
     「どりーむ」と「ピティナ・ピアノステップ曲集」は
     <基本教材>兼<曲集>として扱い、曲が徐々にレベルアップされていくので
     この形で無理なく普段のレッスンを充実させていきたいと考えてます。
     それと教室音楽会や発表会時期には、発表会用の独奏曲や連弾曲を入れ、
     年間の取り組みバランスを取っていくつもりです。


   C   「ぴあのどりーむ3の後の教材!!」

     サトウさん、こんにちは!!
     ぴあのどりーむ3の後の教材について、お尋ねです!

     今、音階に導入しようかなと思う(小1男の子)がいるんですが、
     バイエル50番から引き継いだ生徒さんで、バイエルをこのまま
     続けるにはテクニック的に無理があるようですので、同レベルの教材を
     考えているところです。レベル的にはぴあのどりーむ4レベルです。

     ぴあのどりーむ3の後はどのような方向性で進んだら??
     と思うこともありましたので、ご意見をお願いします。


 サトウ 「RE:ぴあのどりーむ3の後の教材!!」

     Cさんの教材精通ぶりには、いつも感嘆しています♪

     >ぴあのどりーむ3の後はどのような方向性で進んだら??
      私はRさんも少し研究していた「ピティナピアノステップ曲集」に移行しています。
     左右のテクニックがバランスよく向上できるように、良く考えられていますよね。
     どりーむ4もやってみたらなかなか良かったですが、
     5~6になっても左手の和音パターンが多いままなのが残念。
     改善されたら、使い続けられるのにね~
     で、どりーむ4とピティナ3前後が同程度かな?と思いますが、
     やはり最終的にはその子の力を見て決めるかな。
     ちょっとは参考になったかしらん?
     またね。(*^_^*)ノ″


   C   「サトウさんへ ありがとうございます!!」

     サトウさん、お手数をおかけしました。
     ぴあのどりーむ1・2は、他の教材を使用している関係で使用していないのですが、
     ぴあのどりーむ3・4はポジションの移動・8分音符・音階の導入などには
     とっても使いやすいと思っています。

     ぴあのどりーむ5・6は私もサトウさんと同じような理由で使用していません。

     ぴあのどりーむ3の後は、ピティナピアノステップ曲集へつないでいくとスムーズに
     進んでいけますね~!!
     とっても参考になりました。
     本当にありがとうございます。


 サトウ 「お互いに情報交換できて、有意義ね♪」

     Cさん、参考になってよかったです。(*^_^*)ノ

     「初期導入を他教材→ぴあのどりーむ3・4→ピティナピアノステップ曲集」という流れ、
     いいですよね♪

     私も「どりーむ→ピティナピアノステップ曲集」をどう流そうか、より探っていきたいです。
     そして入会当初の様子では、私もどりーむ以外の教材も念頭においていきたいなと思います。


   C   「ピティナのねらいについて」

     サトウさん、こんばんは!!
     ピティナピアノステップのねらいについて、ステップの先生から伺ったことがありましたので
     カキコしますね!!

     ステップの教材は一直線に進むのではなくて1冊終わったら、
     ②はその少し手前の進度くらいから始まり②が終わって
     ③に進む時も、レベルをいったん下げてあるところがねらいです
     ・・・ってことを思い出しました!!バイエルの65番から
     だったら3巻でも4巻でもOKなんですよ!!
     その話をうかがったときに、なるほど!って思って
     弾けるお子さんにレベルを見ながら与えていっています。

     繰り返しで、自信を持たせながら進めて行くというわけなんですって、おしゃってました。


 サトウ 「ピティナのねらいについて、解りやすく納得!」

     お陰で、私なりに生徒に与える規準がハッキリしてきたような気がします。
     Cさん ゛v(^_^ v)=ホントにアリガトウ=(v ^_^)v゛
 幼児のピアノ開始時期

   A   「幼児のピアノ開始時期について」

     うちに寄ってくれるバイオリンの先生でね、
     ご自身の娘(幼稚園)に、ピアノを教えた方がいいのかしら、
     と思案中の方がいるのです。
     どれみふぁそに、指が届かないようなのですが。
     どれみで教えると、チューリップを1本指で弾いてるようです。

     うちはそんなに小さな子はいないもので、
     satoさんはこの時期の生徒にどう指導してます?


サトウ  「RE:幼児のピアノ開始時期について」

     自分の子どもに指導できたら、理想ですよね。
     ただうちの場合は親子の甘えで断念し、他へお任せしましたが・・・
     私のところは今年こそ小学生が多数になりそうですが、これまでは幼児が大半でした。
     幼児は1歳ごとにすごい成長差がありますね。
     3歳児では椅子に座ってピアノを弾くということに集中できない子もいますが、
     4歳児になると見違えるほどピアノレッスンできてる~という感じになります。
     幼稚園というと5歳児(年長)ですね。
     もう幼児と思えないほど小学生と遜色ないレッスンができ伸びも早いので、
     レッスンを始めるには十分の時期だと思います。

     私のところでは、レッスンのスタートは中央ドから左右に広げていきます。
     1の指より2・3指の方がしっかりしてるので、そこから始める教材もある
     ようですが。(それも捨てがたい♪)
     導入は1の1本指で左右のリズムを取るところからですが、隣りの2音目に入る時は
     2の指を使います。
     ずっと同じ1本指でチューリップを弾くのは、楽しみと興味づけには良いと思いますが
     各指の独立のために敢えて隣りの音に移動する時は、2・3・・の指と広げる方向で
     指導し伸ばしていってあげるのが良いと考えます。
     選曲ですが、チューリップはラまであり5指で弾かせるには指が足りないので、
     改めて教材や選曲をし直してレッスンを始められたらいかがでしょうか?


   A   「('-'*)アリガト♪」

     satoさん
     早速レスありがとう。
     やはり一音づつ教えるのがいいわね。
     ぴあのどりーむ かしらね。


 サトウ 「幼児のピアノレッスン開始の時期」

     そうです♪ 
     「ぴあのどりーむ」は子どもたちも好きだし、私も指導しやすいです。
     Bさんのお子さんは、4歳になったばかりというと4月から年中でしょうか?
     この頃は成長の個人差が大きいですが、
     もういろいろな曲に興味を持ってピアノを楽しんでらっしゃるようなので、
     レッスンを始めるには良い時期かもしれませんね。
     うちの年中さんは、どりーむ幼児版~1、2をやっています。
     今年4月から入会予定の子もいます。


   A   「RE:ぴあのどりーむ」

     この教本は私は使った事がないので、詳しくは、Bさんから、直で尋ねて貰うといいかしらね。


 サトウ 「RE:ぴあのどりーむ」

     きっとAさんでも指導しやすいと思いますよ。^ ^
     進度がゆるやかで、小さな子にも無理がありません。
     何かあったら聞いて下さい。


   A   「RE:ぴあのどりーむ」

     小1あたりでもいいのかしら。
     今度小さい生徒がきたら、使ってみようかな。


   B   「ありがとうございました」

     はじめておじゃまします。
     Aさんのところでは親切にアドバイスしてくださってありがとうございました。
     親指で弾くのは子供にとって結構難しいんですね。
     2と3の指から教え始めた方がいい理由が分かりました。
     ヴァイオリンでは親指を使わないので、発見でした。
     これからもピアノに事音楽のこといろいろ教えてください。


 サトウ 「RE:ぴあのどりーむ」

     >小1あたりでもいいのかしら。
      いいと思いますよ♪
     その子の様子をみて、どりーむの2前後から始めてもいいかな?
     Aさんのところで習い始める小さな子は、6~7歳から?
     外国版の教材は、そのくらいの子用に考えられてるのね。
     うちの幼児たちには、進度が速くて難しいなと思ったことがあります。
     どりーむ、よかったら機会を見て試してみて下さい。(*^_^*)


 サトウ Bさんへ 「小さな子の指導♪」

     Bさん、ようこそいらっしゃいませ。θθヘ(∇^o )スリッパイカガ♪

     >親指で弾くのは子供にとって結構難しいんですね。
      ヴァイオリンでは親指を使わないんですね。
     なるほどね。こちらも新たに気付かさせてもらいました。v(☆▽☆)ノ
     1の指で弾くのは、手が柔らかいと結構難しいですよね。
     あくまでも指に無理な力をかけたり癖をつけたくないので、
     手のフォームやピアノタッチにはとても気を遣って指導しています。
     親子では楽しく弾けると思うけど、
     これらの地道な指導は他人の専門家の方が淡々とレッスンできるかもしれませんね。

     Aさんのところでお話されてましたが、
     こういう小さい時は音感教育重視の時期として音楽を楽しむ方向も良いですよね。
     また様子をお聞かせくださいね。


   B   「素人指導」

     >あくまでも指に無理な力をかけたり癖をつけたくないので、
     >手のフォームやピアノタッチにはとても気を遣って指導しています

     それが私も1番気になっているところです。
     私が教えていて、いざ先生に習ったときに、先生が苦労なさることになるし。
     ただ楽譜を弾くだけなら教えられそうですが、正しく弾く為には
     やはりママ先生では無理でしょうね。


 サトウ 「RE:素人指導」

     Bさん、こんばんは。(*^_^*)

     >ただ楽譜を弾くだけなら教えられそうですが、正しく弾く為には
     >やはりママ先生では無理でしょうね。
      ピアノの楽しみを重視しつつ手のフォームやピアノタッチの指導をするのは
     なかなか大変です。
     親子だと子どもは甘えが出て、地道な訓練は癇癪起こしそう。
     (うちの息子の場合、楽譜をちょっと教えるだけでも手を払いのけられちゃった・・・ ^_^; )

     でも、意外に楽譜を弾くだけ。。。という音楽教室も多いかもしれません。
     お子さんの力や様子を見ながら、ピアノタッチ等も上手に教えてくださる先生と
     出会えると良いですね♪
 レッスンで叩きません

   A   「叩くレッスンは・・・」   

     レッスン経験のある子を引き受ける事になり、その日レッスンをしていました。
     間違いの箇所を、直す為に、「あ、そこは..」と、ちょっと私が動いた瞬間、
     その子は防御体制を取ったのです。両手で自分をかばうようにして、よけたのです。
     ニ~三度それが続いたとき、「前の先生はぶったの?」と聞きました。
     間違えるとぶたれていたそうです。
     「私は叩かないわよ」と言いました。
     たたいても、直ぐには出来るようにはならないと思うからでした。


 サトウ 「私も叩きません」

     わ、かわいそう・・・
     私も叩きません。
     Aさんとまったく同じ。
     叩くと畏縮してしまい、かえってやり辛いと思います。
     のびのびと練習をした方が、レッスンの効果も上がると思います。
     叩いても、直ぐには出来るようにはならないと思うし、注意深く、焦らず、
     くり返し練習すれば、きっと出来るように..なりますよね。
     Aさんの言葉をソックリそのまま拝借しちゃった v(^_^)v
     もしできないとしたら、指導者の選曲ミスか、指導力不足ということになるんじゃ
     ないかな?!
 スパイラル(らせん)教育

   A  (年少さんについて)
     私もテキストは一応「ぴあのどりーむ」の幼児版を持たせていますが
     今は弾くことより、レッスン時間で私と一緒に過ごすうちに知らない間に
     何かが身についていくということを
     メインに考えています。
     でもそういう広い気持ちでいるつもりなのに、「遊びながらの音楽体験」すらできない状態で、
     困っていないと言えばウソになるんですけどね。

     前に、幼児のグループレッスンの研修を受けていた時に講師の先生がおっしゃっていた
     「らせん教育」という言葉をよく思い出しています。
     毎回、できなくてもらせん階段のように同じことを何度も何度も繰り返していく中で
     必ず身についていくのだから、けして焦らずに見守ること、という意味だそうです。
     (飽きないようにいくつものバージョンは持たせるのですが)
     幼児のレッスンは、自分の引き出しの無さを思い知ります。
     鑑賞はまださせたことがないので、サトウさんの鑑賞のページを参考にさせていただきますね。
 
     >この頃って1歳差でホントに違うのですね。
     ほんとですね、だからこそ半年くらい先が少しは楽になっているように期待も持てるんですよね。


 サトウ 「らせん教育」、実は私もそれです!
     教員時代、「スパイラル(らせん)な指導」をテーマに研究授業をしたくらいです。
     特に小さい子には効果的だと思いますよね☆
 新曲を嫌がる子の指導

   A  早速ご相談させて頂いてよろしいでしょうか?
     ちょっと指導に困っている生徒がいるのですが・・・
     小2の女の子。
     昨年9月に二人目の妹が出来てから急にやる気がなくなりました。
     特にピアノで新しい事をするのをいやがります。
     はじめのうちはいやなら無理にさせず、
     ワークや歌だけさせていたのですが、
     ピアノは未だに好きなものだけ勝手に弾きたいらしく、
     譜読みや新しいテクニックを覚えることになると
     途端にやる気がなくなりだんだん固まっていってしまうので、
     無理にさせずにここまできましたが、
     この調子ではなかなかピアノが進まず、
     このままでいいんだろうかと最近思ってしまいます。
     少しでもピアノを弾いてくれた時はすごくほめて、
     彼女の好きなシールを貼らせてあげたりしていたのですが・・・
     あまりにも新しいことへの抵抗が大きいので、
     どうしたものかと思うこのごろです。
 

 サトウ 「読譜力」

     いるいる、こういう子!(笑)
     あの手この手で、随分工夫し努力されてますね。 #^.^;
     でもAさんがいうように、このままで行くということはできないですよね。

     私はソルフェージュ力がないために“億劫”になっていると考えています。
     なので、気持ち的に負担を軽くしてあげるために私がやっていることは、
     ◎楽譜の音符をなぞり、指し示しながら階名唱し、片手ずつ一緒に弾いてあげます。
     ◎両手で弾く時も、大譜表を(指導者も両手で上と下を)なぞり指し示しながら階名唱してあげます。
     音の高さやリズムが解からないから抵抗があると思うので、それを乗り越えるまで
     補助してあげるのです。
     弾けるようになれば、喜びも出てくるし自信もついてくるでしょう。
     楽譜を見て、心で歌えるようになることが大切ですよね♪
     レッスンで繰り返していくうちに、どの子も徐々に自力での読譜力が培われて来ているようです。

     私はこんな風にやってますが、Aさんもいかがですか?


   A  「丁寧なアドヴァイスありがとうございます♪」

     きょうはご相談した子のレッスンがありました。
     まず、はいて来た花柄の可愛いスカートを誉めてあげて、
     「ピアノでもワークでも好きな方から始めていいよ。」言いました。
     あえてピアノを選んだので、まだ大丈夫だなと思いました。
     座ったらまた好きなものを勝手に弾き始めたので、
     「きょうはこれをやったらミッキーマウスマーチやろうね。」
     と言ったら納得したようで、
     テクニックの本はサトウさんが教えてくださったように
     指で謎って一緒に歌ってあげました。
      (彼女は普通の歌は喜んで歌うのですが、ピアノの本をドレミで歌うのをいやがります。謎です。)
     そしたら簡単に弾けたことを感じたらしく、久しぶりに彼女の笑顔を見ることが出来ました。

     こちらのちょっとした気持ちの切りかえで、
     随分生徒に影響するものだということを学びました。
     まだまだ読譜力をつけるには時間が掛かりますが、
     まず、そんなに大変なことではないということを
     少しずつ分っていってくれるようにレッスンして行きたいと思います。

     サトウさん、本当にありがとうございます!! 


 サトウ 「気持ちの導き♪」

     この間お話した子のレッスンがあったんですね。(^_^)

     Aさんは、すごく生徒さんの気持ちを上手に導かれていて素晴しいですね♪
     新曲や途中の曲でもピアノを弾き始める時は億劫で、
     できればその子は避けたいと思っているだろうけど
     ①まず可愛いスカートを誉めてあげて、気持ちの硬さを取り、
     ②「ピアノでもワークでも好きな方から始めていいよ。」と、ピアノに気持ちを向けさせ、
     ③座ってまた好きなものを勝手に弾き始めても、
     「きょうはこれをやったらミッキーマウスマーチやろうね。」
     と無理に引き連れて来るのでなく、徐々にピアノを弾く気持ちの決心をさせてあげています。

     テクニックの本では、私のレッスン法が少しでもお役に立ち、
     久しぶりにその子の笑顔を見ることができたと聞き嬉しいです。
     ドレミで歌うのも、そのうち慣れで抵抗がなくなってくるんじゃないかな?!
     ピアノを弾いてる時は無理に声を出さなくても(結構高度かも?)、こちらが歌ってあげれば
     心で一緒に歌い、自然にソルフェージュ力&読譜力が高まってくるのではと期待しています。
 譜読みが超苦手な小5

   A  「譜読みが超苦手な小5」

     ここは、すごい盛り上がってますね。
     私も相談させてもらおうかな。

     数年間、ピアノを習ってきた小学5年生の女の子を4月からレッスンしています。
     発表会が近いので、とりあえず、まともなやさしい曲を練習していますが、とにかく、
     譜読みがほとんどできないのです。
     ヘ音記号が苦手、とかいうレベルでなく、ト音記号の方も、ぱっと見て言えるのはドレミぐらい。
     小学5年生の子に、今から徹底的に音名読みを習得させることはできるでしょうか?
     自尊心を傷つけずに楽しくスピーディーに覚えられるよい方法がありましたら、教えてください。


 サトウ 「RE:譜読みが超苦手な小5」
 
     私、まだ小5以上の子にピアノ指導したことなくておこがましいのですが・・・(*^_^:*)
     中学音楽指導の経験から言うと、入学時譜読みができる子はほんの少数です。
     うちの子はヤ○ハでお世話になってて、
     小学校に入ってからもしばらく読めなかったんじゃないかな?
     いつごろから読めるようになったんだろ?
     気がついたら、中学生になった時点では読めるようになっていました。
 
     小学5年生の子が今の時点で譜読みができなくとも、
     まったく心配&焦ることはないのではないでしょうか。
     確かに自我の芽生えてくる年齢で、自尊心を傷つけずに楽しくスピーディーに
     覚えられるよい方法があったらいいですよね!

     とりあえず発表曲はまともなやさしい曲を選曲したとのこと、
     無理がなくて良いと思います~☆
     私は読める子以外は、いつから習ってるとかは考えずに「読める日までは読めなくて普通」
     と思って、   
     密かにソルフェージュの高まりを狙って次のような譜読み指導を重ねて行くつもりです。 
     本人の読譜力不足を補い、精神的な負担も軽く済むと思います。

    「新曲を嫌がる子の指導」の項目にも記載してある方法です。     
     ◎楽譜の音符をなぞり、指し示しながら階名唱し、片手ずつ一緒に弾いてあげます。
     ◎両手で弾く時も、大譜表を(指導者も両手で上と下を)なぞり指し示しながら階名唱してあげます。
 
     音の高さやリズムが解るにも“慣れ”が必要で、無理なく自信をつけてあげたいです。
     初めのうちは本人の気が重くならないよう、指導者がさりげなくリードします。
     その後徐々に様子を見ながら、本人に読譜の比重を移して行きます。
     繰り返しのレッスンの中で自然にソルフェージュが高まり、
     楽譜を見て心で歌えるようになればシメタものだなっと思います♪


   A  「ありがとうございます。」
    
     >◎楽譜の音符をなぞり、指し示しながら階名唱し、片手ずつ一緒に弾いてあげます。
     >◎両手で弾く時も、大譜表を(指導者も両手で上と下を)なぞり指し示しながら階名唱してあげます。

     やって見たいと思います。私自身が譜読みが得意だったので、
     なかなか読めない子がじれったく思うときもあるのですが、頑張ります。
     温かい励ましとアドバイス、ありがとうどざいました。

  読 譜 指 導
 
   A  「お久しぶりです!サトウさん」
     寒い日が続きますがお風邪など召されていませんか?
     
     年が明けて生徒の読譜力に疑問をもったので、今全員の読譜力の調査をしています。
     まだ音が5つか6つしか出てこない子はいいんですが、
     それ以上になると思っていた以上に読めない実態に愕然としています。
     やはり特にヘ音記号が苦手というのはどの子にも共通して言えることです。
 
     これはもっとしっかりソルフェージュをしなければいけない!!
     と反省しました。ヾ(_ _。)ハンセイ…

     サトウさんは譜読みどういうふうに指導されてますか?


 サトウ 「読譜指導」

     >寒い日が続きますがお風邪など召されていませんか?
       私は元気です。
     Aさんはいかがですか?
     
     >年が明けて生徒の読譜力に疑問をもったので
      確かに私のところもまだまだよ。
     Aさん、今全員の読譜力の調査をしているのね。なるほど☆

     >サトウさんは譜読みどういうふうに指導されていますか?
      うちの場合、まだ音が5つ6つくらいしか出てこない子が多いので、
     「新曲を嫌がる子の指導」の項の方向でやっています。   
     最終的に、指導者の補助なしで演奏できるようになった時に自力で譜読みした
     と判断し、合格とします。

     ほかに段階的に意識していることは、
     ①年少・中には、音符の指導に簡単に「黒い玉」「白い玉」という言葉の使用。
     ②年長くらいから小学校低学年には、たまに「4分音符」「2分音符」などの名称も
      交えて使っていき、耳に馴染ませていきます。
     ③小学生には様子ながら、できるだけ音符や記号の名称で指導して、自然に音符を
      受け入れていけるよう心に置いています。
       
     またソルフェージュを先生任せにしてしまっている様子が窺われる時は、質問をして確認します。
     解ってない時は一緒に順を追って階名を読み、考える力を促します。
     記号の読みや意味も、出てくるたびに何度でも繰り返して覚えなおします。
     ☆言うだけでなく、書き込みして残します。

      譜読みは、できるだけ無理なく自然に身体に刷り込んでいけるよう心掛けて指導していきたいです。


   A  「サトウさん~~~~ε=ε=ε= 。・゜(゜ノT-T)ノ」
 
     惨敗です・・・(;´д`)トホホ

     思ってたよりかなりみんな譜読みできていないことに
     わたしはショックをうけました・・・(>_<)

     結構弾ける子でも・・え?こんなのが??っていう音が読めないんです。

     もっとソルフェージュを中心のレッスンに切り替えようと思います。     
     今はピアノの方が進まなくても音さえ読めるようになれば、
     あとが楽になるかなと思って・・・

     子供ってよく分からないですね。
     ピアノの本だと読めたり、ソルフェージュの本だと読めなかったり・・・
     いったい分ってるのか分ってないのか・・・こちらもわからなくて・・・(;´д`)トホホです。
     ε=(・o・*) フゥ


 サトウ 「読譜指導」
    
     Aさん、こんばんは。
     思ってたよりかなりみんな譜読みできていないことにショックを受けましたか?
     こどもたち、読めないですよね。うん。
     私は読めないものと思っているので、
     少しでも読めたりすると逆に嬉しくなっちゃうんだけど。。。(≧▽≦)ゞ

     結構弾けてる子も、漠然と相対的に音の高低を見て弾いてるだけで、
     1音1音絶対音として読んでないことが多いですよね。
     繰り返し、根気で相対していこうと思ってます。(*^_^*)

     >もっとソルフェージュを中心のレッスンに切り替えようと思います。
     >今はピアノの方が進まなくても音さえ読めるようになれば、
     >あとが楽になるかなと思って・・・
      そうですね。
     意識を持って指導してると、効果は上がってくると思いますね。
     『急がば回れ』で、お互いに計画的にやっていきましょう♪

     >ピアノの本だと読めたり、ソルフェージュの本だと読めなかったり・・・
     >いったい分かっているのか分かってないのか・・・こちらもわからなくて
      (*^m^)o==3 フハハ・・・解ってないでしょうね。
     音名が読めてれば、何の本を見ても読めるはずですものね。

     さあて、こちらもハチマキ締めなおして、可愛い子たちに食い下がっていきましょうか!


   A  「続:読譜指導」
       
     サトウさん、こんばんは。

     >こどもたち、読めないですよね。うん。
     >私は読めないものと思っているので、少しでも読めたりすると逆に嬉しくなっちゃうんだけど
      サトウさんのこの考え方見習います。
     読めるはず・・・ではなくもっとよく子供たちをいろんな角度から見て、
     どんな実力なのかしっかりチェックしなければと痛感しました。

     >繰り返し、根気で相対していこうと思ってます。(*^_^*)
      これですね!
     根気でしっかりとを目標に。

     あと、以前お話していたピティナ見てみたんですが、意外と難しいですね。
     年長の子でぴあのどりーむ3が終わったら何にしようかと見てみましたが、
     綺麗な絵がなくなったり、音符も急に小さくなるので抵抗があるかなと思って・・・
     勘がいいし、練習も頑張る子なのでどうかなとおもったんですが、
     最近の子の特徴で新しいことはちょっとためらいがある傾向もあったので、
     結局ぴあのどりーむ4にしました。

     ピティナは色々な作曲家の作品が入っていてとてもいいですね♪
     早く使ってみたいです♪((o(*^^*)o))わくわく
     1年生組に期待してみます。

  
 サトウ 「どりーむからの移行時期♪」

     >読めるはず・・・ではなくもっとよく子供たちをいろんな角度から見て、
     >根気でしっかりとを目標に。
      こんな感じでいってみましょう。
     繰り返しの指導の中で“いつの間にか読譜力がついている”というのが、無理がなくて
     理想ですよね。

     ピティナ、いいですよね♪
     でも私も再び検討中なのよ。
     どりーむは左手の和音傾向が多いのが難で,
     2か3が終わったらピティナに移行し始めてたのだけど、
     4は結構よい曲も多く使いやすかったです。
     こちらが「このくらいできるかな?」とピティナに上げていくと、子どもにとっては
     性急に感じていっぱいいっぱいになってる子もいるみたい。。。

     「どりーむ4の後からピティナへ移して両手のバランスをとる」でも無理がなくて、
     それでも十分間に合うかなぁ?(・・)??
     その子に合わせて選んでいきたいと思います。
 見通しを持ったピアノ指導

   A  生徒さんのメンタル面のお話で盛り上がってますね。
     私もすっごく悩んでます。
     特に思春期の子って手を焼きますよね・・・
     でもこの前のリトミック講習会で会長が話されてました。
     「諦められる先生になるべき」だと・・・
     諦められない先生は生徒を追い詰める、確かにそうだと思いました。
     「もう1回」を連呼すると子供の表情が雲ってきますよね。
     できるまでではなく、自分で研究を兼ねて自宅で練習をさせるようにしようって
     その時思いました。(勿論、指導力もつけなきゃ!!)

  
 サトウ 「見通しを持った指導♪」
 
     >特に思春期の子って手を焼きますよね・・・
      思春期ってやっぱり一番精神的に不安定で大変な時期なんじゃないかな?!フーッ

     >「もう一回」を連呼すると子供の表情が曇ってきますよね。
     >できるまでではなく、自分で研究を兼ねて自宅で練習をさせるようにしようってその時思いました。
      確かに「もう1回」は“両刃の刃”と思うわ!
     テクニックに繰り返しの練習は不可欠だけど、子どもにとっては苦痛に感じることが多いと思うの。
     なので、その場だけで完璧を要求しすぎると、追い詰めてしまう危険があるよね。
     レッスンを継続する中で見通しを持って指導する気持ちでいれば、
     余裕を持って導けるのではないかな。(^ ^)
     それと「ここ」という時、何度か繰り返し弾かせる時は、花○の花びらを増やしていくなど、
     少しでも目標に近付く喜びを持たせたりして励ましてあげたいなぁと心掛けています。


   A  ('ー'(_('ー'(_)ウンウン
     何度も弾かせたい大事なパッセージ、ありますよねぇ!!
     私も前は「もう一度」と言ってましたが、ある時から回数を先に言うようにしたんです。
     「じゃあここ、あと10回!!」
     すると、はじめは「え~!?10回も!?」って言うんですが、私が1回、2回って数えながらやって
     ると、「あと○回だね。」と言いながらみんながんばるんですよ。
     先が見えない「もう一度」より、先がきちんとある「10回」は子供たちにとっては嬉しいみたい。


 サトウ 「先が見えない“もう一度”より、先がある“10回”」

     >先が見えない「もう一度」より、先がきちんとある「10回」は子供たちにとっては嬉しいみたい。
      うんうん!全くそうだよね!!
     でもAちゃん、強いねぇ!10回?!(笑)
     Aちゃんところは進んでる子もいるから、そのくらい必要だよね。
     私も10回と言いたいところだけど、今のところは3回止まりくらい。
     まだそれだけ要求できるところまでは行ってないの。(*^_^;*)

     確かに回数を言うと「え~!?○回も!?」と言うかも知れないけど、
     練習するにも覚悟ができ効果も上がるから、良心的だよね!(*^_^*)v
     で、1回、2回って数えながらやってると、「あと○回だね。」と言いながら頑張る♪
     いいよね、いいよね!!


   A  私も10回というと嫌がられますよ~♪
     でも、「はい、1回目~!!」と無理やり始めます。(≧∇≦)


 サトウ 「有無を言わさず(笑)」

     いい、いい!!
     私もな~んにも気にも留めてない振りして、
     相手に躊躇の余裕を持たせず「はいっ」と押し出しちゃいます。(笑)
     愛のレッスンよね~~~♡♡♡
  自 分 の 指 導

   A  ☆はじめまして☆
     こんにちは!HP楽しく拝見させていただきました。
     (私はHPは持ってなくて・・・ごめんなさい)
     ピアノ指導していて、行き詰ったり迷ったりすると、HP拝見させていただき・・・
     なんだか元気でてきて、また、頑張ろう!なんてことの繰り返しをしているのですが・・・
     今週はインフルエンザにかかってしまい、レッスンはお休みにしてしまいました、
     久々にのんびりしたのですが、
     熱も下がったらちょっとづつレッスンのことが気になってきてしまった・・・
     毎日練習して頑張ってる子もいる反面
     なんていうか。。エネルギーが少ないというかやるきがすくないというか・・
     好きな曲やるようにしたりリズムが得意な子にどんどん取り入れたり・・・
     あの手この手で目を輝かせて向かってくれるようになる方法はないかと、
     試行錯誤しているのですが、なかなか全員が目を輝かせてくれるようには、ならなくて、
     まだまだ私の努力が足りないなあ・・・と反省してみたり・・
     何人か連続で続くと、私のエネルギーも吸い取られるように、力抜けてしまったり・・・
     あっちこっち取り入れるのではなく、
     いくつかの指導パターンを作ってそれで乗り切ったほうがいいのかと考えてみたり・・・
     本当に難しいですね!もちろん頑張ってる子達の曲に関する勉強もあるから、
     やっぱりまだまだ勉強不足なんだなあ、佐藤先生はどうされてますか?
     とにかくせいと一人ひとり違うからひとつには決められないかとは思いますが、
     名曲鑑賞も、毎回のレッスンに取り入れてるんですか?
     曲は一人ひとり違ったものにしてあげるんですか?
     初めてのカキコだったのになんだか次々言葉が出てきてしまいました。ごめんなさあい
     ちょっと硬くなっちゃいましたねえ・・・おゆるしくださ~い


 サトウ 「ようこそ☆歓迎しま~す♪」

     Aさん、初めまして。
     よくいらっしゃっいました。(*^_^*)ノ
     Aさんもピアノ指導されてるんですね。
     こんなHPですが楽しく見ていただき、元気が出たり役立ってると聞き、ホントに嬉しいです☆

     今週はインフルエンザにかかってしまったとのこと、大変でしたね。
     お休み後、熱も下がったらちょっとずつレッスンのことが気になってきてしまった・・・
     その気持ち、同じ指導者としてよく分かります!

     >エネルギーが少ないというかやるきがすくないというか・・
      毎日練習して頑張ってる子もいる反面、確かにこういう子いますね。
     Aさんは、いろいろ工夫してるんですね。
     楽曲の勉強もされたり、熱心ですね。
     勉強不足なんてことは全然ありませんよ~
     でもなかなか全員が目を輝かせてくれるというのは難しいですよね。

     >何人か連続で続くと、私のエネルギーも吸い取られるように、力抜けてしまったり・・・
      あ~、ある、ある!
     ホントにエネルギー吸い取られる感覚!!(笑)

     >あっちこっち取り入れるのではなく、
     >いくつかの指導パターンを作ってそれで乗り切ったほうがいいのかと考えてみたり・・・
      あっちこっち取り入れるのは、最初は必要だと思うんですね。
     私なんか良かれと思うことは、しつこいくらい集めます。
     でもそのうち収拾つかなくなってどうしようもなくなってしまうと思うので、
     そこから取捨選択していきます。
     何もしないところには何も生まれないけど、良かれと思って集めた中には
     きっと自分にあった自分のやりやすい指導パターンがあるのではないかと思います。
     目を輝かせる最大のポイントは、弾けるようになること☆
     “弾ける喜び”を与えてあげるためにどうしたら効果的な指導ができるか、
     私達指導者はぜひ燃えちゃいましょう♪

     >名曲鑑賞も、毎回のレッスンに取り入れてるんですか?
     >曲は一人ひとり違ったものにしてあげるんですか?
      名曲鑑賞はレッスン時間にプラス5分取ってあるので、毎回のレッスンでしています。
     発表会前などは、レッスンに充ててしまうことが多いですけどね。
     鑑賞曲は一覧表にしていて何枚かあるのですが、聴いてない曲を前後の子で一緒に聴いています。
     気に入った鑑賞曲は、繰り返し聴いていっても良いと思います。

     少しは参考になったかしら?
     Aさん、ぜひ遠慮なくまた親しく来てくださいね。(^▽^)/~


   A  「サトウさん、ありがと☆」

     うわあ!早速の返信、ありがとうございました。
     嬉しいです。

     そうですね、あっちこっち取り入れて、その中でよりいい方法を
     取り入れていけば、いいんですよね。
     今はいろんなことを浅く取り入れたりききいれたりしてて
     少し収拾がつかない状態かなあ・・・
     なんか中途半端に感じてしまうのですが、でも、
     どれかひとつに決めてしまえば、応用利かなくなったりしちゃうし、
     サトウ先生のおっしゃるように取捨選択が
     今の私の課題かなあ・・・

     >何もしないところには何も生まれないけど、良かれと思って集めた中には
     きっと自分にあった自分のやりやすい指導パターンがあるのではないかと思います。
     ・・確かにそうですよね。納得納得!
     >目を輝かせる最大のポイントは、弾けるようになること☆
     ・・本当に私もそう思います。ピアノのレッスンに来ているからには、
     ピアノで音楽することで喜びを感動を味わってほしい!
     そしたらおそらく目を輝かせてくれるに違いない!
     その感動を知ってほしくて、伝えたくて、
     そのために読譜力をどうしたらつけてあげられるんだろう・・
     リズムがとれるようになるだろう・・etc.
     でも、それが一番難しくて大切な課題なんですよね
     小さなエネルギーの中でもその子に満足さえしてもらえればいいんだから、
     小さなエネルギーの感動の仕方もあるんだから
      と、そこまではわかってるんだけど、半開きになってる生徒の目を見たとき、
     やっぱり考えてしまうんですよね
     でも、少しペースダウンしてもいいから
     も一度ゆっくり育てていけるよう頑張ってみようっかな!?
     > 名曲鑑賞はレッスン時間にプラス5分取ってあるので、毎回のレッスンでしています。
     ・・すごくいいアイディアですよね。なかなか家庭の中では
     いろんな音楽を聴く機会が少ないですもんね!
     >少しは参考になったかしら?
     ・・もう、すっごく参考になりました。レッスン内容って
     なかなか話す機会ないものだから・・・
     また是非、お邪魔させてくださあい
     本当にありがとうございました。


 サトウ 「自分の指導♪」

     Aさん、参考になってよかったです。(*^_^*)

     自分の指導が見つかるまでは、無駄があってもいいと思うんです。
     急がば回れで、自分にあったものに出会うまで貪欲にやっていく。。。
     それが経験であり、それ以上の道はないのじゃないかなぁ?

     >でも、少しペースダウンしてもいいから
     >も一度ゆっくり育てていけるよう頑張ってみようっかな!?
      です、です!!
     あくまでも生徒のペースで進めていけるのがベストで、大切なことだと思います。
     生徒は画一化できないし、まさに十人十色、どの子にも対応して
     指導をしてあげるのがレスナーとしての力の見せどころ?!(笑)

     >いろんな音楽を聴く機会が少ないですもんね!
      そうなんですよ。
     なかなか家庭の中では、聴く余裕はありそうでないですよね。

     >レッスン内容ってなかなか話す機会ないものだから・・・
      またお話していきましょうね♪
     でもこうして親しくなれたので、これからは少しレッスンから離れた話題もOKですよ。
     またお待ちしてますね~~~(^▽^)/~~~

 どりーむ3のポジション移動
 
   A  ちょっと今困っているのはポジションの移動です。
      「ぴあのどりーむ3」の後半の方でいきなりソラシドレの位置に両手が変わりますよね。
     勘のいい子はそれほど苦労しないんですが、
     なかなか飲み込めない子もいました。
     そんな子もできるだけスムーズに進めるには
     サトウさんはどんな説明をされてますか?

     あと、最近の子って出来ないと悔しいのかすぐ泣き出すんですよね。
     そんな時同じコトの繰りかえしではなく
     もっと分るように説明してあげればよかったと後悔します。

     また悩みながらのレッスンが始まります。
     わたしはあしたから本格的に仕事はじめです。
     サトウさん、また色々とよろしくお願いしますです。<(_ _*)> 


 サトウ 「どりーむ3のポジション移動♪」

     >ちょっと今困っているのはポジションの移動です。
     >「ぴあのどりーむ3」の後半の方でいきなりソラシドレの位置に両手が変わりますよね。
      そう、いきなりで戸惑う子多いよね。
     私は教職の時、このくらい解るかな?というような考えで軽く飛ばして
     逆にその後の指導で苦労した経験があるので、新しい音階に入るページやリズムなどの項目は 
     流さずにちょっとでも必ずやるようにしています。
     Aさんもしていることかもしれませんが、
     このポジション移動もソの音をドから順番に読ませて確認させ、
     そのページの音階を実際に弾かせ 認識させてから各曲に入ります。
     そうすることによって、勘違いするたびにそのページに戻って意識させられるし、
     考える力を養えるかなぁ?と思っています。

     >あと、最近の子って出来ないと悔しいのかすぐ泣き出すんですよね。
      なかなか思うように弾けないので、自分を抑えることができなくなっちゃうんでしょうね。
     泣くような子は負けじ魂もあって
     自分なりにできるようになるように意識下に置くだろうと信じ(ナント楽天的!)、
     あまり追い込まないように私はその場はすぐに指導方向を変えてしまいます。
     で 日を変えて再度レッスンするけど、時間を置くと本人にも自覚ができていて
     結構その時の内容も自然にクリアできてしまうことが多い気がします。

     >わたしはあしたから本格的に仕事はじめです。
      Aさんも、私同様ゆっくりのスタートでしたね。
     では今年も一緒に頑張っていきましょうね。よろしく。v(^-^)☆らん


   A  「こんばんは、サトウさん(*^^*)/」

     > そう、いきなりで戸惑う子多いよね。
     >私は教職の時、このくらい解るかな?というような考えで軽く飛ばして
     >逆にその後の指導で苦労した経験があるので、新しい音階に入るページやリズムなどの項目は 
     >流さずにちょっとでも必ずやるようにしています。
     >Aさんもしていることかもしれませんが、
     >このポジション移動もソの音をドから順番に読ませて確認させ、
     >そのページの音階を実際に弾かせ 認識させてから各曲に入ります。
     >そうすることによって、勘違いするたびにそのページに戻って意識させられるし、
     >考える力を養えるかなぁ?と思っています。

     これ、ぜひやってみます。(^_^)ニコニコ
     子供って理解してるとこちらが思っててもそうではなかったり・・・
     え?いまさらこんなのがわからないの?・・・なんて情けなくなるようなこともあるので
     常に前に戻って確認していくのは大切ですね。

     休みボケもあるんでしょうか・・・?
     初日から目がテンになりそうでした・・・ε=(・ρ・*) フゥ・・・あははっ♪


 サトウ 「確認と繰り返しの指導♪」

     ぜひやってみて!(@^-^@)
     『解ってるかなぁ?と思うようなことでも、解ってないことが多い』ので、
     確認するのは重要だし 繰り返し指導していくことは大切だと思います。

     じゃまたね。
     
 練習してこない子
 
     ※AさんのHPより転載

 サトウ ≪Aさんの日記で、「練習しない子」に対しての文を見て≫

     私の生徒はまだ導入&初心者ばかりで、Aさんの生徒と違うかもしれませんが、
     それでもよく練習する子としない子がいます。

     私は生徒に、練習した日には表に○を付けさせています。
     強制してないですが、○が多いと赤ペンで花丸を付けて褒め倒してます。
     練習してこない子には、
     帰り際に親の前でニコニコしながら指きりげんまんをしたりして声かけしてます。
     で、いつまでやっても進歩のない曲(本人も乗り上げてるようだったら)は、
     適当なところで折り合いをつけて大甘の○をつけて切ってしまい、新曲に入ってしまいます。
     私自身が練習しなかった子なので…テヘッ(^_^;)
     参考になったかどうか分かりませんが、とりあえず私はこんな感じでやってます。
     音楽教室始めたら、いろんな生徒がいました。
     一緒にガンバろね☆ 
 
     -----------------
     ≪Aさんへの返信≫ 

     >私自身も練習をそれほどするタイプではありませんでしたが、
     >でもさすがに同じ曲が2ヶ月も続くと焦りました。
      私も同じ同じ~♪
     さすがに1~2ヶ月やってると、普通焦るよね!(笑)

     私は“やめてしまったら、それっきり”だと思うので、
     適当なところでその子に合った曲で仕切りなおし、以後に望みを繋ぎたいと思います。
     続けてればこそ繰り返しのレッスンの中で、今現在の課題も(気がついたら)クリアできてる
     ・・・なんて形に持っていけたら最高だ~!なんて思ってるんですけど・・・。
     どこまでも、過去の私を育ててるみたいな気持ちになってます。(^_^;) 


   B   サトウさん
     仕切り直しの時、教材を変更される場合、どうやって生徒に説明されてますか?
     ちっとも弾けなくて進まない子に限って、本を変えるよって言うと、
     「えっ、じゃあこれは?まだ全部終わってない」なんて言うんです。
     終わりたいなら、練習してきて~!(^^;) 


 サトウ 仕切り直しで教材を変更する時、本を変えたことはありません。
     こちらが思ったより良くでき過ぎた時にだけ、
     褒めちぎってランク上の教材にワープする時はあります。
     こういう場合は、本人も親も受け入れてくれます。
     練習してこない子にも自信を失わせたくないので、ずっと停滞してしている曲は
     大甘に(その子には現段階ではこれが努力の限界と思えば、その力と見て)丸をつけて
     あげちゃいます。
     教材費の関係もあるし、「この本は、またできる力がついたらやろうね。」と言って一旦中断するか、
     不自然でない程度に進めさせ、終わり(本人が納得できる程度)まできりをつけ、
     すっきりと改めて無理のない教材に進める(と思わせる?)という形をとります。

     私の中にピアノを習いに来ない子もたくさんいる中で、習いに来てるというでけでも
     『音楽の近くにいる貴重な子』という思いがあり、(たとえ練習しなくても)
     ピアノを楽しむ喜びを与え続けてあげたいと思っています。
     何十年か経って、いつの間にか習った事が身についていたり、
     私のように楽しむことができるようになってくれるかもしれないので。(笑) 


     -----------------
     ※サトウ音楽教室の旧掲示板<音楽交流室>より

 サトウ 「RE:例の生徒・・・」

     >この子のことを考えていると私は正直うつ病にでもなりそうです。
      こんなに悩まれているなんて、Aさん本当につらい思いなのですね。
     Aさんの生徒さんたち、この子以外は生き生きと練習&レッスンされてるとのこと。
     確かに小3~4年くらいでブルグミューラーが終わるそうなので、どの子も優秀ですね。
     それだけAさんが、有効なご指導をされてるのでしょうね。
     それに比べこの生徒さん、もちろん忙しいだけが原因でなく、
     読譜力不足やハノンも滞ったりということを聞くと、
     いろいろな面で他の生徒さんと同じペースでの指導は無理かもしれませんね。
     同様の教材を与えても、レッスンのその場で教わりながら弾くのが精一杯で、
     自分のものにして(練習して弾けるようになって)くるというのは難しいように思います・・・

     >友達と時間が前後になるのですが、友達がいると大騒ぎでギャーギャーうるさいほどです。
     >それでもピアノの前に向かうと急に静かになります。
     >一体なにを考えているのかわかりません。
      Aさんも学校の先生をされてるので見られてると思いますが、
     学校にはこんな思春期の女の子がたくさんいますね。
     ピアノのレッスンに来るような生徒さんには少数かもしれませんが。

     >中学生くらいになると何事も目的を持ってやって欲しいと思っています。
     >次のレッスン時間は決めないで、自分が良しと思ったらレッスンを入れるとか。
      なかなかこれは難しいのではないでしょうか?
     他の子が5冊くらいやる中、この子はハノンと教材の2冊でもずっと同じ曲を
     1年近くもやっているとのこと。
     この子が現時点でただピアノが弾ければ良いという気持ちでいるなら、
     進路への責任もないので(確認しておいた方が良いですが)、
     思い切ってテクニックや基礎教材の並行レッスンは絞って、
     その場で練習しながら楽しむ程度のレパートリー曲をやっていくような方向に
     切り替えて行っても良いのではないかと思います。
     それでもAさんがどうしてもこの子の指導が辛ければ、Bさんの言葉のように、
     他の先生にお願いすることもできるのではないかと思います。


   A  「他の先生」

     サトウさん、ありがとうございました。

     この生徒、前にも何回か他の先生に渡そうかと思ったことがありました。
     でも他の先生に渡すということは、私が途中で投げ出すということなので思いとどまりました。

     他の先生に渡すのは、指導が私のレベルを超えてしまったときだけにしておきたいんです・・・

     前回のレッスンでは使ってる本を目の前で破り捨ててやろうかと思うくらい腹が立ちました。
     もうこの本、やめなさい!まで言いました。
     私も子供ですよね。
     自分自身がオトナにならないと・・


 サトウ 「他の先生」

     Aさん、例の生徒さんを続けて見ていかれることにしたのですね。
     ヨカッタ!
     “ぽこあぽこ”ですものね♪(笑)

     >でも他の先生に渡すということは、私が途中で投げ出すということなので思いとどまりました。
     >他の先生に渡すのは、指導が私のレベルを超えてしまったときだけにしておきたいんです・・・
      AさんのHPに、「待つ=半分見捨てた」というような気がするとありましたが、
     待たない方が見捨てることになってしまうと思うので、ぜひ待ってあげてください。^^
     私もできれば他の先生に渡すのは、指導が私のレベルを超えてしまったときだけにしておきたいです。
     いずれにしても、指導者の立場より生徒さんにとって最善の形になれば良いと思います。


   A  「あの生徒から」

     サトウさん、こんばんは。

     あの練習しない生徒の妹が昨日来ました。
     その時に「お姉ちゃんに渡して」とメモを渡しました。
     それに、毎日の練習の様子をメールで知らせてと書きました。
     すると今日返事が来ました。
     「45分練習しました」と。
     大事なのは時間じゃないけど、2週間1度も練習しないよりはマシだから
     これからお返事しようと思います。
     一歩前進したような気がしました。
     いろいろアドバイスありがとうございました。


 サトウ 「RE:あの生徒から」

      Aさん、良かったですね。

     そうですよね。
     大事なのは時間じゃないけど、2週間1度も練習しないよりはマシですよね♪
     見通しが出てきて、良かったですね。
     私も嬉しいです。
 ピアノに集中できない子
 
   A  おはようございます♪
     またご相談で申し訳ないんですが、
     先週お話した子です。

     子供にも気分の変化はあるのでしかないでしょうが、
     きのうのレッスンはまた前と同じような状態になってしまいました。

     すごく簡単なことでも一度間違えたりすると
     もうやる気を失ってしまうんです。
     弾いて見せて「真似してね」っていっても、
     一度つかえてしまうともう気持ちがだめになっちゃうらしいんです。
     きのうは先週2曲やったテクニックの本をやっとなんとか1曲弾いてくれて、
     2曲目はもう弾きませんでした。
     「ミッキーマウスマーチ」も教えた指使いではなく、
     あまりにもめちゃくちゃな指使いで弾いたので、
     「こう弾いた方が弾きやすいよ。」と教えても言うことを聞きません。
     彼女にとってはとりあえず好きな曲が音になって弾ければいいみたいです。
     でも小2ですし、幼児ならまだしもこのままでは困りますよね。
     きのうは小2なら少しはもう分るだろうと思い、こう言ってしまいました。
     「Aちゃんはここに何しに来てるの?
     自分で好きに弾きたいのならここに来る必要はないのよ。
     おうちで好きに弾いていればいいんだから。
     ここに来るのは先生がAちゃんがもっとピアノが上手に弾けるように
     してあげるためなのよ。そんな指づかいで弾いてたら、
     ここでピアノを習ってますって言われた時先生だって恥ずかしいわ。」
     少し納得したようで、その指使いは直してくれました。
     ワークやお歌は好きでその時は元気にやります。
     きのうはカード遊びで音符を読ませましたが、
     ト音記号の五線内とヘ音記号のドからソと下のドは読めます。
     学校でも音楽が一番好きと言います。
     最後には楽しい気分で帰すことは心がけていますが、
     私自身これから先の彼女とピアノを考えた時に憂鬱になります。

     サトウさんならこんな子をどう指導されますか?
     もうお手上げ状態って感じです~ぅ。(>_<)


 サトウ 「ピアノに集中できない子のレッスン」

     うちにもいますよう~~っ、Aさんの生徒さんとソックリな子!(笑)
     やっぱり子どもにも気分の変化はありますよね。
     良いと思っていても、「あれれ・・戻っちゃってる」ってことも間々あります。(^_^;)
     すごく簡単なことでも一度間違えたりすると、もうやる気を失ってしまうとか、
     「こう弾いた方が弾きやすいよ。」と言って見せても、すでに弾く気が抜けてたり・・・
     好きに弾いてごまかしたい(時間を過ぎさせたい)ところも・・・ム、見えます。(ー_ー)!!

     そういう時はよく観察すると、
     練習してなくて自信がない時に多く見受けられるような気がします。
     指導者としては完璧を望んでいる訳でなく、その場で指導された事を
     一生懸命取り組んでくれたら力をつけてあげられると思ってるだけなんだけど、
     意外と本人は「すぐに上手に弾けないとダメなんだ」と思い込んじゃってる(必要以上に
     気にしちゃってる)のかなぁ?とも思います。
     そういうところもお話してあげようと思いますが、本人が集中力のある時なら
     まだ引きつけることも出来るのだけど、疲れてたりすると・・・もういけません。(-_-メ)

     そういう日は無理せず、年間のレッスンでの向上に目を向け、
     本人が楽しそうにお話しするのにつき合ったり、少しでも弾いたところを褒め、
     「じゃ、またこの次のレッスンでやろうね。」とか
     「ここのところをおうちで練習して来てね。」⇒「はいっ♪」ってな感じで終わることもあります。
     Aさんも、とっても判りやすくお話してあげてますね。
     その子も少し納得し指使いを直してくれたなんて、良かったですね♪
     最後には楽しい気分で帰すことも心がけてらっしゃる、気遣いも素晴しいとても素敵な先生ですね!

     ○ワークやお歌は好きでその時は元気にやる
     ○音符も少しは読める
     ○学校でも音楽が一番好きと言う
     Aさん、生徒さんも素敵じゃないですか!?
     でもピアノの先生として、これだけでは責任が果たせてないと悩んでらっしゃるのでしょうね。
     Aさんは私よりピアノ指導の経験が豊富で、きっと素晴しい指導をされているに違いないと
     感じています。
     でも指導者として力があるがために、完璧さを求め過ぎて悩んでいるようにも感じます。

     どうでしょう、私のように「個人個人のペースがあるんだ」と少し気を楽にしてみませんか?
     その時のその子の持ってる力(努力も含めて)というものがあります。
     レッスン計画通りに行くとばかりは限りません。
     今はちんたら(ちょっと語弊があるかな?!)レッスンのようでも、
     “音楽好き”という大切な宝を持ってる子。
     Aさんのレッスンを受けてく中で、いつの日かきっとAさんの理想と思えるレッスン展開の日も
     来るのではないかと思います。
     それがいつの日か・・・何年でも(結構すぐかも?)長期に構えて見て行きましょうよ。
     どうせピアノは長~くやっていくもの。
     こちらも腹をくくって、上手くいかない時間も受け入れて行きましょう、ネ♪


   B   「RE:ピアノに集中できない子のレッスン」

     おはようございます。
     Aさんの生徒さんと同じ様な生徒がいて苦労したことがあったので、とても共感してしまいました!
     私の生徒もその時小2でした。
     何度かお母様も交えて話をしたのですが、残念ながらピアノはやめてしまいました。
     その時の反省もふまえて、今大らかな気持ちで考え直してみると・・・。

     やっぱり、私がある程度「毎週少しずつ進んで欲しい」とどこかで思っていたのかもしれません。
     無理はけしてさせていなかったのですが、譜よみはまあまあ出来る子でしたので、
     このままでは勿体無いなと思っていました。

     その生徒も、1回弾くともう終わりにしたくなるタイプ。(^^;
     「あと1回弾いてみようよ」と言うと、途端に不機嫌になり、べそかいたり癇癪おこしたりしました。
     なので、そこから残りのレッスン時間を楽しい雰囲気に戻すのにとてもエネルギーを使ってしまい、
     どうして私は毎週この生徒のご機嫌とりをしているんだろう・・・と悩んでしまいました。
     指使いとか、ちょっと弾き直してみればすぐ出来ることなのに、やだ、やだ、と大騒ぎでした。

     今思い起こすと、移調や変奏はとても面白がっていた時があったので、
     弾けるようになった曲の一部分で音遊びしてみたり、
     その子は「パッとみてすぐ出来る」のが楽しいと思い込んでいたので、
     初見で出来る簡単な曲をいっぱい弾かせてどんどん○やシールでのせて、など、
     私の視点を変えたらもっと楽しめたのではないかと反省しています。
     (でも、必ず最初に”そんなこと絶対できない!”と悲観的に訴える子でもあったのですけどね~)
     絵も好きな子だったので、宿題で曲のイメージを絵にしてもらう時があったのですが、
     そういう好きなことをもっと見つけてあげて、
     レッスン中に時間をとってあげれば違ったかもしれません。

     それに、うちの教室では長期休みの時にグループレッスンをしていて、
     その時1曲ずつ演奏もするのですが、あくまでもみんなで集まった時の和やかな雰囲気の中で
     楽しく弾いてもらうのが目的で、競争とか試験的なものではないのですが、
     その生徒はそれもとってもイヤがっていました。
     ミュージックベルさえ、楽しくないと言っていました。
     そのことも反省して、その後弾きたくないという生徒には「来るだけおいでよ。」と誘って、
     演奏以外のソルフェや鑑賞などで参加してもらっています。
     (プログラムには、当日弾かないけれど練習していた曲を載せています。)

     生徒の数だけケースが違ってきて、いつも勉強になりますね。
     サトウさんのおっしゃるように、ピアノは長く続けることに意味があるものなのですから、
     色々なことを乗り越えてられるように工夫を重ねたいと思います。


 サトウ Bさんへ「RE:ピアノに集中できない子のレッスン」

     Bさん、素敵なレスありがとう。

     >やっぱり、私がある程度「毎週少しずつ進んで欲しい」とどこかで思っていたのかもしれません。
      うんうん、、親だって願ってるだろうし、指導者なら誰だって思うことですよね!
     その小2の子の様子、人事とは思えません。瓜二つです。(笑)

     >今思い起こすと、
      なかなか難しい子ではあったけど、
     視点を変えたら本当にいろいろな指導の方策が思い浮かぶものですね。
     話はそれるけど、Bさんの長期休みの時のグループレッスンでの配慮や
     視点を変えて考えた指導の工夫は素晴しいですね♪ 

     生徒の数だけケースが違うのよね。
     これは当然のことだけど、大変なことね。
     でもピアノ指導をしていくと決めたからには、<ピアノは長く続けることに意味がある>ことを
     念頭に置いて働きかけ、工夫・努力をしていきたいな。


   A  「ありがとうございま~す♪」

     サトウさん、Bさん、素晴らしいアドヴァイスありがとうございます!!
     確かに自分自身、理想とのギャップで焦っていたように思います。
     特に今の所問題があるのは彼女だけだったので、
     余計に目立って集中してしまったのかも・・・・

     焦らず、今出来ることをしてあとは彼女の成長を待つことにします。
     幸い音楽そのものが嫌いなわけではないし、
     ちょっとした心の問題だと思うので・・・
     それに来ることだけは続けてほしいと言うのは皆さんと同じで
     私もいつもどの子にも願っています。

     ところで、きょうは皆さんの書き込みもゆっくり拝見させて頂きました。
     ここは素晴らしい交流の場ですね。
     たくさんのヒントが詰まっていてとても勉強になります。
     これからもよろしくお願いします。m(._.)m


 サトウ 「またそれも楽し♪」

     >確かに自分自身、理想とのギャップで焦っていたように思います。
     >焦らず、今出来ることをしてあとは彼女の成長を待つことにします。
      Aさんの上2行の文で、今までのやり取りのまとめをしてもらえたような気がします。
     指導していく中で、10人十色の生徒達。
     これからも、相変わらず戸惑いながらやっていくのでしょうね。
     というわけで、「またそれも楽し♪」で行きましょう!ヽ(*^_^*)ノ
 気難しい生徒/レッスン態度の悪い生徒
 
   A  一人の子をちょっと叱ったら、それからず~っとイヤなムードが続いています。


   B   うわ~~~。Aさん、想像できる!!!!!!
     最近悩まされたうちの生徒も、どっちかと言えばそういうタイプだと思う!
     今日もシンフォニアを弾いてて「トリルをもっと弱く」って言ったら、
     「できん!」と即答した。
     は???????????????????????
     努力もしないで「出来ない」ってどーゆーこと???


 サトウ 「難しい生徒」

     まったく“は??????”よね!
     “努力もしないで「出来ない」ってどーゆーこと???”って言いたいの、解る!!
     やはり、うちにもいるよ。
     そういう時、私はそれ以上求めず他に展開します。
     その時点では努力の心を閉ざしているので、それ以上指導が入らないと思って。(^_^;)
     で、さりげなく「じゃ、家で練習してきてね」とか「またこの次やろうね」とか
     指導が繋がる事を示唆して、その場は解放してやります。
     そしてそ知らぬ振りして、次回のレッスン以降で再び指導して行きます。
     一筋縄では行かないかも知れないけど、これの繰り返し・・・
     レッスンのチャンスは何度でもあると思うので。

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = 

    【別スレッド】

   C   「サトウさ~ん(TロT) 」 
 	 
     こんばんは!ご無沙汰です<(*_ _*)>
     ちょっとご相談があって来ました。

     レッスン態度が悪い時、サトウさんはきちっと注意されますか?
    (すみません、低レベルな質問で・・・)
     その子が、注意されたら益々レッスン態度が悪くなってしまうタイプで、
     注意したら、注意する前よりも、無表情で弾いたり、
     指導の注意に対して無視して弾くようになる場合・・・。
     どうされますか?(TロT)
     ホント低レベルなお話でお恥ずかしいのですが・・・。

     その子と、私が丁度一回りしか年が違わない。、若い先生。
     というのと、小さい頃から教えていて、甘えがある。
     っていうのも原因だと思います。

     ただ、最近の傾向として「自分に意見を言う人(気に入らない意見を言う人)は、
     斬る(付き合わない)」というわがままな子なのです・・。

     指導に限界がきつつあります・・・。
     音大受験する子なのに・・。


 サトウ 「注意に態度が悪くなる生徒」

     Cちゃん、ようこそ~
     と思ったら、結構厄介な問題ね。(^_^;)ゞ
     ちっとも低レベルじゃないよ~

     >その子が、注意されたら益々レッスン態度が悪くなってしまうタイプで、
     >注意したら、注意する前よりも、無表情で弾いたり、
     >指導の注意に対して無視して弾くようになる場合・・・。
     (^-^;Aうんうん、いるよね。こういうタイプ。
     たぶん、人の意見を受け入れる容量が狭い子だと思うのよ。
     よく言えば繊細・・・?
     でもこういうタイプって結構負けじ魂が強くて上達する子もいるから、
     手強い分おもしろいかも。^^

     私は相手が無表情だったり面白くなさそうにしてても、意に関しないような顔して、
     たんたんと必要な事を指導していっちゃう。
     こういうタイプの場合、こちらが思ってるほど本人は悪気がない時もあるのよね。
     表現下手で、すごく損なタイプだと思う。
     相手の態度でこちらも不愉快なのだけど、
     注意という形はますます雰囲気が重くなって良いことないから、
     さりげなく語りかける中に、マナーも音楽的要素も染み込ませることをねらっていくと思います。

     年が近いとか若い先生ということや、小さい頃からの甘えがあるというのもあるかも
     しれないけど、基本的にはいろいろな子がいるので、
     経験上こちらがあまり気にし過ぎない方がかえって無駄な摩擦が生まれず、
     また有効な指導ができる気がします。

     >指導に限界がきつつあります・・・。
     >音大受験する子なのに・・。
      音大を受験するとなれば、なおのこと指導しなければならないことが増えるよね。
     わがままでは指導が入れられず、合格は厳しい。
     それをしっかり伝えて、相手の表情に翻弄されずこちらの指導を通していくのが
     肝要だと思いますよ~
     Cちゃんなら大丈夫!
     それ~(≧▽≦)ノ、がんばって~~~


   C   ありがとうございました<(*_ _*)>♪
     明日、レッスンだったのですが、
     台風で休講になっちゃいました(≧v≦;;ゞ
     でも、がんばりますっ!!!


 サトウ 「その調子♪」

     ウンウン、p(*^-^*)q ファイトねっ!!

     台風!
     そちらは結構大変なのかな?!
     気をつけてね~



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